空白の期間も、水面下ではちゃんと動いていた話【ビザの申請に行ったよ!】
そういえば、。
飛行機が欠航になったことで突然起き上がり記事を書き始めたので、11月からプッツリと沈黙していた間のことを何も書いていませんでした。別に誰にも需要はないけれど、一応記録として残しておこうと思います。
メンタルボロボロのさなか、やらねばならないことはやらねばとやっていました(ことばあそびか)。
やらねばならぬこと、それすなはち。
ビザの申請。
ですね。
これがないとただの不法入国者ですね。
ビザの申請には、スペイン大使館へ「2回出頭すんだよしかも本人でないと追い返すからね(意訳)」ということです。病気だろうが事故だろうが、代理は受け付けてもらえませんヒィ。
2回出頭の内訳は、1回目→ビザ申請、2回目→ビザ受け取り
です。説明しなくても分かるか……。すみません。
で、1回目のビザ申請を、1月上旬に行ってきました。
【スペイン大使館】
▲ ここね。
東京近辺在住であれば日帰りで済むのでしょうが私はそうではないため、2日間の行程が必要でした。1日目→羽田空港へ23時ごろ到着、そのまま羽田空港で夜を過ごし、次の朝(2日目)→スペイン大使館へ行ってビザ申請、その足で帰路に。
自分に(いろんな方面から)自信のない私は、無事に着けるか心配で心配で、 先人様のブログ等をいくつも見て予習をして行きました。東京の通勤ラッシュに対応できずに電車からあふれ落ちてスペイン大使館へたどり着けないという事態に陥ったときの恐怖を考え、ラッシュ時間帯より前に動かねば……!!と、朝6時過ぎに羽田空港を出ました。
結果、7時半に着きました(当たり前だよ!)。……
▲ あっ……、あっ、た……!!!
ここまで来たんだ、来たんだという、安堵感のような、言いようのない感情。
まだ何も始まってもいないのに、精神的にやられていた私はもうこれだけでなんかいっぱいいっぱいで、やっとコレ一枚だけ写真を撮って、その場に立ち尽くしていたのでした(情けない)
ビザ申請の受付開始は9時半。どうやったって時間が余ります。その日は風が強くて気温も低く。いちど近くのコンビニへ行き、冷えた身体に温かいものを入れてパワーを取り戻し、その後また大使館の門の前に戻り、ハチ公のようにじっと待ち続けました。当たり前ですが私が一番です、というか時間早すぎて誰も私の後ろに並んでません。
そうしているうちに9時。あと30分だー、と思っていたら職員の方が出て来られ、申請は時間通り9時半からなんですけど寒いから中で待ってたらいいですよと。あああありがとうございます……!!!
入口で軽く持ち物検査的なのがあり、そのあと中に入らせてもらえました。
中……あったかひ……(涙)
チキンハートの私は、書類不備があったらどうしようと相当心配でした。
提出書類の中には一部、本人が事前に確認できないものがあります。警察からのと病院から出してもらう書類です。これは封がされていて、「大使館の職員が開けるべし、はにゃが開けたら無効」。なので警察や病院が書き間違い等をしていた場合、申請のその時に初めて不備に気づくことになります。そしたらそこからやり直し(発行し直し)。実際そういう例は珍しくないそうです……
私が眼をギラギラさせて警察の方やお医者さんに「ここ絶対書き忘れないでください」と詰め寄っていたのが功を奏したようで、封がされていた書類に不備はありませんでした。
その他私自身が準備しなければならない書類もOKだったようで。担当の男性職員に「書類、完璧ですよ。よく頑張ったね」と言われ、そのとき久しぶりに笑えた気がしました。たぶんぐんにゃりした笑顔で、職員の方を恐怖に陥れたと思います。
でもなにはともあれ、
よ、よかった……!
昔は「ビザできたよ取りにおいで」と連絡が来るのを待っていたらしいのですが、今は申請した時点でもう完成日が出るのですね。2月の20日以降ならもうお渡しできますよと言われました。時期もあると思いますが、私はひと月半くらいかかるということになりますね。
本懐は遂げた(いやまだだけど)、さあ帰りの飛行機、東京観光?そんなのやってるヒマあるかいな。トンボ帰りで朝来た道を戻り、飛行機に乗って帰路に着きました。
今度は、3月はじめに。相変わらずアワアワすると思いますが、ビザを受け取りに行ってきます。
★
余談というか蛇足というか。
スペイン大使館の、道を挟んだ斜め前にはスウェーデン大使館があります。それがえらくステキ建物(※デザイン)なので、まずそっちに目を奪われます。
対するスペイン大使館は、ちょっと控えめ。
え!このステキ建物がスペイ……じゃないな、あれ、あれどこだ私の大使館。
……あ、……こ、れ………… 、
これだこれかちょっと目立たなすぎてもうちょっと頑張ってよ私の大使館!!!(なにを)