持ち物を改める・4【わざわざシャワーヘッドを準備するという選択】
こんにちは。
引き続き、せっせと準備に励んでいるはにゃです。
ヨーロッパは水が硬いと聞いて。
柔らかな日本の水で真綿に包まれるように人生を過ごしてきたような人間(私)は、それはそれは戦慄したものでした。この軟弱な身体に、厳しいヨーロッパ水は耐えられるだろうか。加えて私はアトピー持ちの身、この弱った肌をヨーロッパ水は切り刻んでしまうのだろうか。
恐ろしさのあまり(大袈裟)、昨年準備したのはろ過ポット。飲料・調理はもちろんだが、せめて顔を洗うのにはこの水を使おう。顔だけは守りたい。荒れすぎて外に出られないとかダメ絶対。
髪と身体はいいや、シャワーで。いろんな方のブログとかも参考にしながら、ケアさえ怠らなければ現地の水でもとりあえず大丈夫だ(※顔以外)と、そう思っていました。
しかし、身体中に見えるカユカユやかさぶた、服に毎回着いてしまう血を見ているうちに、いやホントに大丈夫私??と思うようになり。
どーにかなるさ~と簡単に考えていて、現地でアアアァァァ(地獄)となるより、準備はして行ったけど取り越し苦労だったわ荷物増やして馬鹿ねえ私、と言える方がよほど良いのでは。
そんなわけでさらに加えました。
シャワーヘッドです。
▲ イオナックさん
▲ 既存のシャワーヘッドをこれに付け替えるだけなので簡単です。
高硬度の水を軟水化・海外にお住いの方の悩みも解消
電気化学的作用によってカルシウムの結晶構造を変化させることで、軟水器と同じ性質の水を生成。軟水化することで、石鹸カスのできにくい泡立ちのいい水になります。そのため肌のつっぱり感がなくなり、髪のサラサラ感も実感していただけます。
高硬度の水に悩む海外にお住まいの方にも、ご好評をいただいています。
(イオナックHPより)
口コミとか見ると、これに替えるとキシキシしていた水が驚くほどやわらかくなったということで、かなり期待のできそうな逸品です。
環境が変わって、体調が激変したという話はよく聞きます。
それが良い方向に変わるのであれば願ってもないですが、悪化するのだけは避けたい。
▲ フィルターもあります。準備万端。
「『旅の荷物は最小限』が基本やろがぁーッ!!」
と。
歴代の旅の猛者さまたちから見たら、なんと軟弱なことかと呆れられていると思います。情けなくてすみません。これでもかと荷物増やしまくってすみません。
スペインにもアトピーさんは絶対いるはずで、そしてその方々は当然、現地の水で毎日シャワーを浴びているはずで。だから私も、日々を過ごして行くうちに、いつしか現地の水に身体が慣れていって、ザバザバ浴びても平気だわなんて方向に持っていけたら。
これがいちばん理想的ですが、どう転ぶか分かりません。
小心者は荷物が多い。
これぞ真理ですね!
渡航が楽になった!?【PCR陰性証明】
スペイン大使館のTwitterをフォローしています。
いつも、特に何か有用なニュースが入ってくるわけでもなく(すみません)、『スペインでは今日は祭りだぜヒャッハー』とか『オリーブオイル最高だぜヒャッハー』みたいなのが届くのですが、先日ステキなツイートが回ってきました。ヒャッハー!
ツイートを元にソースを確認!
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スペイン入国の際のPCR検査・陰性証明は不要!!
コロナ禍になり、スペイン入国の条件として追加されたのが、PCR検査の陰性証明書。出発前72時間以内のものと指定がありました。
他の手続きやらパッキングやらがほぼほぼ終わった状態で、最後の締めみたいな感じでギリギリにやらなきゃいけないやつかあ……と面倒臭いながら心得た気分でいたのですが。
エー!!
要らないの!?出さなくて良いの!?
PCR検査ってどんなものかと思って調べていたのですが、国や会社から『受けなさい』と言われた場合には検査の補助費が出るそうです。
が、私のように、完全に個人の都合の場合は全額自分で、それってどのくらいかというと、
ざっと20,000円。
結構痛い出費ではあります。
しかも私のようなケースはこれに条件がさらに付いてて、証明書の言語は日本語ダメ(英語とかスペイン語)、みたいな。
それで行くと、こないだの健康診断書みたいに、『英語でわざわざ書いてあげたんだからその苦労料ちょうだいね』の代金を別で請求される可能性も大いにあります。
でももう仕方ないのかな、必要経費だと割り切るしか。
と思っていた矢先のTwitterでした。
これはかなり嬉しい!
こないだ健康診断書で理不尽なボラれ方(?)をしたし、先日のビザ申請の飛行機代もわりととんでもない金額払ってるしで、表面はなんでもない顔をしながら内心は悔し涙をボタボタさせていたものですから、このニュースは嬉しすぎる。ヒャッハー!!!
ヒャッh……いや待てよ。
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ぬかよろこびだった
あくまでスペイン入国の際の話でしょ。
経由地のこと忘れてた(倒)
今回私が取ったスペイン行きのチケットは、
日本 → トルコ(イスタンブール) → スペイン(バレンシア)
スペインは不要って言ってるけど、トルコはそんなこと言ってない。
経由地トルコで空港から一歩も出なくても、この場合『入国』扱いになり、入国する以上は陰性証明を出さねばなりません。
なんだ、ちぇっ。
と思いながらトルコの入国条件を確認。
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ぬかよろこびじゃなかった
www.istanbul.tr.emb-japan.go.jp
!!!!!
こ……これは……!!
●本日のトルコ政府からの通知によれば、現在トルコに入国するすべての乗客に求めているPCR検査の陰性証明書の提示について、トルコ時間5月15日0時(日本時間5月15日6時)以降、日本を含む以下の国・地域からトルコへ入国する乗客に対しては、提示義務を免除するとのことです。
・日本、香港、中国、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、タイ、韓国、英国、ラトビア、ルクセンブルク、ウクライナ、エストニア
経由地でも陰性証明いらない……!??
条件が変更する可能性も大いにあり、まだ安心は許されませんが、日本からの入国者は免除されるみたいですね。
どうか出発までトルコもスペインも条件がこのままでありますように!!
持ち物を改める・3【マスクカバー】
先日アイロンを購入した話をしました。
用途は今のところ一点のみ、『マスクのアイロンがけ』です。
こんなもののために、ええい悔しい、な気持ちもしますが、
・時代に沿うこと(マスク必須の時代であり、)
と
・自分の必要(肌のためにはガーゼ等、ワンクッション置かねばならない)
のために割り切って考えましょう。ええい悔しい。
そんな感じで、私にとってどうしても必要な『マスクカバー』をご紹介したいと思います。
布マスクしかダメ!
先日の記事と少し被りますが、私は重めのアトピー持ちで、とにかく肌が弱い。不織布(化学繊維)が肌に合わないのはもちろん、マスク内の環境もダメだと思います。呼吸や汗で蒸れる状態ですね。この状態が一日続くと、猛烈に痒くなり、イーッて状態に。
布マスクはウイルス通過しまくりだから防御力ほぼ無しと分かってはいますが、背に腹は変えられぬ。
ということで、世間の皆さまには大変申し訳ないが、私は自分の快適さを優先させていました。
ガーゼやシルクの生地が肌側にくるように作られた布マスクを、あえて選んでいました。蒸れにも弱いので、通気性を重視。スッカスカのほうが有難い。ごめんなさい。
マスクをしているようで、その実していないも同然な状態です。
▲ 大変お世話になりました。
さて再度の渡航を決心し、準備を進めていくにつれて、私の中で『布マスクはダメだ』という流れになってきました。
布マスクはダメ!?
メールで問い合わせてみました。
スペインは、布製のマスクは受け入れられるでしょうか。
アトピーがあり、不織布のマスクは肌荒れを起こすので、 普段は布(ガーゼ)のマスクを着用しています。
ただ、医療面から言うと布製はウイルスカット力は期待できないというのも理解しています。
そちらでは、やはり不織布マスクが一般的でしょうか?
(意訳)
布マスクはダメ。
返ってきたものがこちら。一部抜粋。
まず、スペインは日本とは違い、マスク着用は義務です。
マスクなしの場合は罰金となりますのでお気をつけ下さい。
マスクが義務になった当初は布マスクが出回っていましたが、現在は殆どの人が不織布マスクやそれ以上のFFP2、FFP3と呼ばれるものを利用しています。
布マスクの人もいますが、その下に不織布マスクをしている人も見かけます。 ただドイツの一部地域のように禁止されてはまではいません。
(意訳)
……ドイツの一部地域では、もはや布マスクは忌み嫌われる存在となっているのですね……キビシー!
てゆーかFFP2とかFFP3てどんなん……
▲ あらまあ、たいへん呼吸のしやすそうな。
布マスク、絶対ダメとは言わないが推奨しない、という路線のようです。当然ですよね……
新・布マスク。もといマスクカバー
そこで『新しいシステムの布マスク』を取り入れました。
同じような悩みを抱える人はいるもので、需要が出れば供給もされるのですね。
フリマサイトで発見しました。
マスクカバーです。
▲ こんなの
説明しなくても察しはつくと思われますが、どういうふうに使うかと言いますと、
▲ これを、
▲ 端っこのトンネルに不織布マスクの端っこをくぐらせます。完成。
▲ 上から見た図
肌にあたる側は、以前と同じように布マスク。でも表は不織布マスクなのでウイルスカット力もあるはずです。しかもこれだと3重構造(不織布+ガーゼ+ガーゼ)という構図が出来上がるので、ウイルスカット率ももしかして上がる!??(分かりません)
不織布マスクは汗を吸いにくいので、顎のあたりに汗がたまってしまうこともありますが、これは内側のガーゼ生地が汗を吸ってくれます。
多少蒸れますが、そこは不織布マスクだって同じ。通気性を考えたらこちらのガーゼ生地の方がまだマスク内側の環境を快適に保てるのではないでしょうか(個人的な印象ですが)。
ただ、必然的にマスクの厚みは増すことになります。重ね着してるようなもんですからね……息苦しさは比例します。こればっかりは仕方無いか。
あと、『これって不織布マスク一生汚れなくない!?永遠に使えるくない!?』という発見に行き着いて、節約ヒャッハーとなりそうですが、そうでもない。
たしかにカバーだけを洗濯すればいいので不織布マスクは汚れないことになりますが、ゴム紐部分は肌に触れますから、皮脂なりファンデーションなりが付きます。2~3回はリサイクルできます(あくまで個人の感覚です)が、やっぱり限界はあります。あと、位置を調整したりするためにマスクの表面をつまんだりしていると、いつしかモシャモシャが出てきます(毛羽立ち?)。そうなると、使い続けるわけにもいかないかなぁと。
いずれにせよ、これでスペインの条件と私個人の条件を満たせたことになるわけなので万々歳。マスクカバーを複数用意して、持って行こうと思います。