持ち物を改める・3【マスクカバー】
先日アイロンを購入した話をしました。
用途は今のところ一点のみ、『マスクのアイロンがけ』です。
こんなもののために、ええい悔しい、な気持ちもしますが、
・時代に沿うこと(マスク必須の時代であり、)
と
・自分の必要(肌のためにはガーゼ等、ワンクッション置かねばならない)
のために割り切って考えましょう。ええい悔しい。
そんな感じで、私にとってどうしても必要な『マスクカバー』をご紹介したいと思います。
布マスクしかダメ!
先日の記事と少し被りますが、私は重めのアトピー持ちで、とにかく肌が弱い。不織布(化学繊維)が肌に合わないのはもちろん、マスク内の環境もダメだと思います。呼吸や汗で蒸れる状態ですね。この状態が一日続くと、猛烈に痒くなり、イーッて状態に。
布マスクはウイルス通過しまくりだから防御力ほぼ無しと分かってはいますが、背に腹は変えられぬ。
ということで、世間の皆さまには大変申し訳ないが、私は自分の快適さを優先させていました。
ガーゼやシルクの生地が肌側にくるように作られた布マスクを、あえて選んでいました。蒸れにも弱いので、通気性を重視。スッカスカのほうが有難い。ごめんなさい。
マスクをしているようで、その実していないも同然な状態です。
▲ 大変お世話になりました。
さて再度の渡航を決心し、準備を進めていくにつれて、私の中で『布マスクはダメだ』という流れになってきました。
布マスクはダメ!?
メールで問い合わせてみました。
スペインは、布製のマスクは受け入れられるでしょうか。
アトピーがあり、不織布のマスクは肌荒れを起こすので、 普段は布(ガーゼ)のマスクを着用しています。
ただ、医療面から言うと布製はウイルスカット力は期待できないというのも理解しています。
そちらでは、やはり不織布マスクが一般的でしょうか?
(意訳)
布マスクはダメ。
返ってきたものがこちら。一部抜粋。
まず、スペインは日本とは違い、マスク着用は義務です。
マスクなしの場合は罰金となりますのでお気をつけ下さい。
マスクが義務になった当初は布マスクが出回っていましたが、現在は殆どの人が不織布マスクやそれ以上のFFP2、FFP3と呼ばれるものを利用しています。
布マスクの人もいますが、その下に不織布マスクをしている人も見かけます。 ただドイツの一部地域のように禁止されてはまではいません。
(意訳)
……ドイツの一部地域では、もはや布マスクは忌み嫌われる存在となっているのですね……キビシー!
てゆーかFFP2とかFFP3てどんなん……
▲ あらまあ、たいへん呼吸のしやすそうな。
布マスク、絶対ダメとは言わないが推奨しない、という路線のようです。当然ですよね……
新・布マスク。もといマスクカバー
そこで『新しいシステムの布マスク』を取り入れました。
同じような悩みを抱える人はいるもので、需要が出れば供給もされるのですね。
フリマサイトで発見しました。
マスクカバーです。
▲ こんなの
説明しなくても察しはつくと思われますが、どういうふうに使うかと言いますと、
▲ これを、
▲ 端っこのトンネルに不織布マスクの端っこをくぐらせます。完成。
▲ 上から見た図
肌にあたる側は、以前と同じように布マスク。でも表は不織布マスクなのでウイルスカット力もあるはずです。しかもこれだと3重構造(不織布+ガーゼ+ガーゼ)という構図が出来上がるので、ウイルスカット率ももしかして上がる!??(分かりません)
不織布マスクは汗を吸いにくいので、顎のあたりに汗がたまってしまうこともありますが、これは内側のガーゼ生地が汗を吸ってくれます。
多少蒸れますが、そこは不織布マスクだって同じ。通気性を考えたらこちらのガーゼ生地の方がまだマスク内側の環境を快適に保てるのではないでしょうか(個人的な印象ですが)。
ただ、必然的にマスクの厚みは増すことになります。重ね着してるようなもんですからね……息苦しさは比例します。こればっかりは仕方無いか。
あと、『これって不織布マスク一生汚れなくない!?永遠に使えるくない!?』という発見に行き着いて、節約ヒャッハーとなりそうですが、そうでもない。
たしかにカバーだけを洗濯すればいいので不織布マスクは汚れないことになりますが、ゴム紐部分は肌に触れますから、皮脂なりファンデーションなりが付きます。2~3回はリサイクルできます(あくまで個人の感覚です)が、やっぱり限界はあります。あと、位置を調整したりするためにマスクの表面をつまんだりしていると、いつしかモシャモシャが出てきます(毛羽立ち?)。そうなると、使い続けるわけにもいかないかなぁと。
いずれにせよ、これでスペインの条件と私個人の条件を満たせたことになるわけなので万々歳。マスクカバーを複数用意して、持って行こうと思います。