なんにも持ってないぼっちの女がスペインに行く話。

仕事もなし、金もなし、若さもなし、恋人もなし。なんにも持ってない女が何かをしようとしています。

行けない。

すべては「タイミングが悪かった」のひとことに集結するわけですが、もうやるせないといいますか悔しいといいますか。

現在抜け殻然としているはにゃです……

 

力が抜けてしまって、涙さえも出ないというか。

 

大げさに思われるかもしれませんが、私にとってはかなり色々な意味で『じぶん』を削っていた、大きな大きな目標でした。なので、すぐには修復が効かなくて、いまちょっと立てない。そんな感じです。

こう書くと顔が汚れて力が出ない系のあんぱんまんみたいですが、あんぱんまんはいいやんか、新しい顔焼いてくれるおじさんと交換してくれる女の子っていう2大スポンサー(?)がいるから何度でもソッコーで立ち上がれるやんか。

なんて、かのヒーローにまで妬みの念を燃やすほどにいまジメジメしています。

 

連日届く領事館からのお知らせメール。

昨日のメールでは、「3月17日現在、スペイン全土で確認されたコロナウィルスへの感染者数は累計で1万1,178人とのこと。あのスピードです、きっとこれ書いてる今ごろは1万2千人超えて1万3千人に届くほどになってるかもしれない。

 

スペイン大使館や現地のエージェントの方、そしてこのブログを読んでいつもアドバイスや貴重な情報をくださる旅の先輩方からのご提案で、9割、延期の方向で考えています。

 

大使館からのメールによると、入国予定日より2カ月の範囲での延期なら、こないだ発行してもらったビザをそのまま使っても良いとする、と来ました。ただそれは、学校の入学日が変わらない場合に限る。

入国延期に合わせて就学も変わる場合は、新しく入学許可書を学校から発行してもらうこと、それと併せて新しく取った航空券とパスポートを郵送すれば、新しいビザを発行してパスポートに添付して着払いで郵送してあげる、とのこと。

また大使館へ2回行かなければならないのかと思っていましたが、事態が事態なので、今回ばかりはフレキシブルに動いてくれるようです大使館。

入国は5月以降が確実と思われるというアドバイスもひとこと添えられていました。

 

それから、いつもコメントをくださる旅の先輩も情報をくださいました。それによると、

・今しがた、関空での出来事だよ!

・スペインに行きたい日本人がいたよ!

・ヨーロッパ行きの便に乗る日本人は到着地で入国できない可能性が高い、たぶん行ってもとんぼ返りになる可能性が高い、って職員に説明されてたよ!

・てことではにゃもダメかもな可能性高いかもだよ!(意訳)

ということになっているらしく、ああ、航空券が生きてるからって確実に入国できるわけではないんだなと思いました。

 

こんな感じで、延期だね……という雰囲気が濃厚です。

もう、仕方ない。

仕方ない。仕方ない。

2~3日、メソメソジメジメ泣けば諦めもつくかと思います。…………が、最大の恐怖がこのあと待ち構えています。

 

おかねへるのとめなきゃ

 

渡航を控えて既に仕事は退職、無収入の状態です。日本で渡航できるのを待っている間にも、生きていくにはお金を使います。減っていくのが恐ろしい。アルバイトでもしなければなりません。

しかし私にはもう車という足はありません(前記事参照)。車が必須な土地で車が無いのは致命的です。レンタカー借りる?いやいや、その出費もつらいつらい。

こうなったら在宅ワークをゲットするしか方法がありませんが、あるようで無いものですね………………誰か私に仕事ください!!!(叫んで終わる)

 

nothing40.hatenadiary.com