なんにも持ってないぼっちの女がスペインに行く話。

仕事もなし、金もなし、若さもなし、恋人もなし。なんにも持ってない女が何かをしようとしています。

真夜中の勤務って、いったい何時に寝たら良いのか。

慣れていないから、それが分からず。

やたら細切れに寝てしまったり、逆に寝不足状態で辛かったり。

 

施設の宿直の方や夜勤の看護師さんは、いつもどんなふうに身体をコントロールしてるんだろう、と考えてしまいます。尊敬します。

 

今週は、23時〜6時の勤務です。

出勤前に少し寝ていたほうが良いかと思って、18時〜21時まで横になっていたのですが、一睡もできず……

そこから仕事に入り、だいぶ疲れました。

 

次の日。昨日の失敗を生かしたつもりで15時くらいから18時まで寝てみました。今度は睡眠導入剤を飲んで無理矢理身体を眠らせました。

眠剤のわりに寝た時間が短かったからか?グロッキーな感じでキツい身体となりました。うまくいかんな……

 

こうして試行錯誤しているうちにローテーション(1週間)が終わりそうなのであった……

 

朦朧とした頭でグルグルとライン作業をこなしていると、だんだんと目が回ってきて、

 

「人間の身体システムに反しての活動(=夜勤)はやはり身体にとっては異常事態なのである……そもそも24時間稼働しなければならない生産業ってのがおかしいのだ……生産数を上げろって、納車待ちが出るだろって、何ソレ待たしときゃいいんよ……なかなか手に入らない車ってことでますます人気も上がるやないの云々」

 

などと勝手に脳内で都合のよい持論を展開し始めるから恐るべし。

 

このバイトを始めてからいつも思い出してしまうのが、チャップリン

「モダン・タイムス」。

舞台は工業化が盛んになり始めた1900年代初期のアメリカ。労働者個人の尊厳は失われ、機械の一部分のようになって働く世の中を風刺した映画です。

 

主人公は単純作業を繰り返すうちにだんだんと発狂していくわけですが、

その気持ち、なんかすごくよく分かる。